thinka BS-7110は動物用一般医療機器の認可を受けた、イヌ・ネコ専用の血糖測定器です。
アークレイは半世紀近くにわたり、ヒト用の糖尿病検査システムや血糖自己測定器などを開発・提供し、糖尿病診療をサポートしてきました。
そこで培われた技術を活かし、動物医療の領域でもペットの糖尿病診断・治療にお役立ていただきたいという想いから、本製品を開発しました。
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血糖測定についてこのようなご経験はありませんか?
✓生化学分析装置で測定しているが、必要な検体量が多く時間がかかる。取り急ぎ血糖値だけでも先にデータが欲しい
✓糖尿病の血糖コントロールのため、血糖値のみ簡単に測定したい
✓ヒト用の簡易血糖測定器を使用していたが、低く出てしまう…
獣医療関係の皆さまのこういったお悩みを解消するため 、thinka BS-7110は微量の血液で簡単・高精度な血糖測定を実現します!
<特長>
微量の血液で測定可能
測定に必要な血液量は、わずか0.3μL 、ゴマ粒大ほどです。
5秒で結果表示
血液を検知後、5秒という短時間で測定結果を得ることができます。
使いやすさにこだわった設計
-データ保存件数は500件分
-手のひらサイズでどこでも血糖測定ができます。
-装置背面のレバーを押し出すだけでセンサーを廃棄できます。
さまざまな機能で高精度に血糖値を測定
簡易血糖測定器のコンパクトさ・使いやすさでありながら、動物病院さまで多く使用されている据置型の生化学分析装置や血糖分析装置に匹敵する精度を実現しています。
機能①イヌ・ネコ専用の検量線
動物専用の検量線を採用することで、より測定精度を向上させました。
ボタン操作で動物種(イヌ・ネコ)を変更可能。
アイコンでわかりやすく表示します。
機能②ヘマトクリット補正
正確な測定値を算出するため、ヘマトクリット値による測定結果への影響を自動で補正します。
血中のグルコースの大半は血漿の部分にあります。
貧血ぎみで血漿の量が多いと、相対的にグルコースの量も増えます。
脱水で血漿部分が少ないとグルコースの量が減ります。
この差をヘマトクリット値を元に補正しています。(※補正範囲内である場合)
Ht値の測定結果への影響 イメージ
機能③温度補正
環境温度による測定結果への影響を自動で補正します。
※thinka BS-7110での測定には専用試薬のBS-sensorが必要です。
<thinka BS-7110を臨床評価いただいた文献はこちら>
Evaluation of newly developed veterinary portable blood glucose meter with hematocrit correction in dogs and cats
Akihiro MORI, Hitomi ODA, Eri ONOZAWA, Saori SHONO, Toshinori SAKO
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<簡単測定>
採血方法
(※会員ページ内のコンテンツです)
耳のフチの血管(耳介静脈)を探して穿刺することで、浅い傷で十分な血液量が見込めます。
耳介静脈からの採血~測定方法について、会員ページに動画とPDFをご用意しておりますのでぜひご活用ください。
使い方動画(イヌ編、ネコ編)を会員ページで公開中!
※動画をクリックすると会員ページに遷移します
![]() <使い方 イヌ編> |
![]() <使い方 ネコ編> |
こんなシーンで活用されています!
◆インスリン量の調整などで血糖曲線を引くとき
◆痙攣発作時の低血糖の確認
◆夜間等1人で血糖測定をするとき(保定者がいないとき) など…
実際のご使用者さまの声
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実際にご使用いただいている皆さまに、インタビューをさせていただきました!
インタビュー動画一覧
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<製品仕様>
対象動物 | イヌ、ネコ |
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測定項目 | グルコース |
測定時間 | 検体検知後5秒 |
必要検体量 | 0.3μL |
外形寸法 | 50(W)×17.6(D)×84(H)㎜ |
重量 | 約47g |
クラス分類 | 一般医療機器 |
CXDT-250415-013