「犬における犬糸状虫感染症の予防・診断・治療・最新ガイドライン」のポイント
AHS(米国犬糸状虫学会)が3年に1度開催するシンポジウム(2022年)で発表された、新しい研究および付加された臨床経験に基づいて、新たに2024年に改訂されたガイドラインのポイントをまとめました。 AHS(米国犬糸状虫…
AHS(米国犬糸状虫学会)が3年に1度開催するシンポジウム(2022年)で発表された、新しい研究および付加された臨床経験に基づいて、新たに2024年に改訂されたガイドラインのポイントをまとめました。 AHS(米国犬糸状虫…
FIV(猫免疫不全ウイルス感染症)とFeLV(猫白血病ウイルス感染症)は、感染力の強いウイルスです。特に多頭飼いの飼い主さんへの説明を怠ると、同居ネコまでもが感染の危険に晒されかねません。そこで、今回はFIV/FeLVの…
重症熱性血小板減少症候群(severe fever with thrombocytopenia syndrome以下SFTS)は、2011年に中国において新しい感染症として報告されました。病原体はSFTSウイルスで、アジ…
α1-酸性糖蛋白 (α1-AG)は、急性相反応蛋白の一種で、猫において炎症や腫瘍を検出するスクリーニング項目として注目を集めつつあるマーカーです。今回は、FIPの最新情報として、「FIPの診断における血清猫α1酸性糖蛋白…
猫白血病ウイルスは名前にある通り、白血病を引き起こす腫瘍ウイルスの一つです。しかし、実際には感染ネコの全てが白血病になるわけではありません。それどころか、下痢や口内炎、腎臓病など名前にはない病気を引き起こすこともあるので…
いつの頃からか、ネコのヘルペスウイルス感染症の症状が、ヒトの風邪の症状と似ていることから“ネコの風邪“というような表現が使われるようになりましたが、実際には”猫風邪“という病気は存在しません。しかしながら、飼い主さまには…