動物病院でイヌの炎症マーカーの測定を行う意義と疾患の紹介
動物病院で炎症マーカーを測定する上で最も有用性が高いことは、来院された動物の疾患の振り分けが可能であることではないでしょうか。「元気がない」「食欲がない」など、疾患を鑑別していく上であまり特異的ではない症状に対して、その…
動物病院で炎症マーカーを測定する上で最も有用性が高いことは、来院された動物の疾患の振り分けが可能であることではないでしょうか。「元気がない」「食欲がない」など、疾患を鑑別していく上であまり特異的ではない症状に対して、その…
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人間と異なり、動物に歯磨きの習慣はないため歯周病に罹患しているイヌはとても多くいます。歯周病は放っておくと顎の骨折や心臓病、糖尿病の悪化、食欲不振など全身状態の悪化につながります。すでに歯周病が重度の場合はホームケアでは…
多発性骨髄腫は、これといって特異的な症状に乏しいため、疑ってさまざまな検査を行わなければなかなか診断にたどり着けません。ベンスジョーンズ蛋白尿は有名ですが、実際に測定したことがない獣医師も多いのではないでしょうか?蛋白尿…
ネコには認可された腎臓病薬があります。ベラプロストナトリウム(ラプロス)やテルミサルタン(セミントラ)ベナゼプリル(フォルテコール)などです。一方でイヌにはネコのように認可された腎臓病薬がないのが現状です。ここでは、イヌ…
腎盂腎炎は尿路感染症と併発して起こり、単独での発症は稀です。 画像上で診断する基準が明確でないため、獣医師による総合的な判断が必要です。また急性の腎盂腎炎は急性腎不全を引き起こすことがあるので注意が必要な疾患です。 腎盂…