ネコにおけるFIV/FeLVの基礎知識と、近年の感染症動向
FIV(猫免疫不全ウイルス感染症)とFeLV(猫白血病ウイルス感染症)は、感染力の強いウイルスです。特に多頭飼いの飼い主さんへの説明を怠ると、同居ネコまでもが感染の危険に晒されかねません。そこで、今回はFIV/FeLVの…
FIV(猫免疫不全ウイルス感染症)とFeLV(猫白血病ウイルス感染症)は、感染力の強いウイルスです。特に多頭飼いの飼い主さんへの説明を怠ると、同居ネコまでもが感染の危険に晒されかねません。そこで、今回はFIV/FeLVの…
重症熱性血小板減少症候群(severe fever with thrombocytopenia syndrome以下SFTS)は、2011年に中国において新しい感染症として報告されました。病原体はSFTSウイルスで、アジ…
α1-酸性糖蛋白 (α1-AG)は、急性相反応蛋白の一種で、猫において炎症や腫瘍を検出するスクリーニング項目として注目を集めつつあるマーカーです。今回は、FIPの最新情報として、「FIPの診断における血清猫α1酸性糖蛋白…
猫白血病ウイルスは名前にある通り、白血病を引き起こす腫瘍ウイルスの一つです。しかし、実際には感染ネコの全てが白血病になるわけではありません。それどころか、下痢や口内炎、腎臓病など名前にはない病気を引き起こすこともあるので…
いつの頃からか、ネコのヘルペスウイルス感染症の症状が、ヒトの風邪の症状と似ていることから“ネコの風邪“というような表現が使われるようになりましたが、実際には”猫風邪“という病気は存在しません。しかしながら、飼い主さまには…
依然として全世界で猛威振るっている新型コロナウイルスですが、オミクロン株が主流になってからは重症化する感染者が割合的に減少し、それに対して無症状や軽症の感染者の割合が増えている傾向にあります。しかし、感染していても表に出…