インスリンから離脱した糖尿病罹患ネコの一例
イヌの場合は糖尿病を罹患後にインスリンから離脱できる例はあまり認められません。一方で糖尿病のネコの場合、インスリンから離脱できるケースがあります。ここでは糖尿病の治療を行ってから10ヵ月ほどでインスリンが必要なくなった症…
イヌの場合は糖尿病を罹患後にインスリンから離脱できる例はあまり認められません。一方で糖尿病のネコの場合、インスリンから離脱できるケースがあります。ここでは糖尿病の治療を行ってから10ヵ月ほどでインスリンが必要なくなった症…
高齢ネコのおよそ3頭に1頭が腎臓病を罹患すると言われています。慢性腎不全に進行した場合、高窒素血症になり、食欲不振や嘔吐などQOLの低下につながります。プロバイオティクス製剤を、実際に高窒素血症のネコに使用し有効性が認め…
糖尿病になるとさまざまな併発症があります。ヒトでは糖尿病性網膜症は一般的な目の合併症です。イヌの場合は糖尿病性白内障が最も一般的ですが、ここではイヌの糖尿病性網膜症について紹介していきます。 糖尿病性網膜症とは? 糖尿病…
人間と異なり、動物に歯磨きの習慣はないため歯周病に罹患しているイヌはとても多くいます。歯周病は放っておくと顎の骨折や心臓病、糖尿病の悪化、食欲不振など全身状態の悪化につながります。すでに歯周病が重度の場合はホームケアでは…
年々飼い主さまの意識の向上によりイヌおよびネコの健康診断を受ける方が増えています。一般的に健康診断といえば院内での血液検査が主ですが、腎臓病に関しては血液検査上(尿素窒素およびクレアチニン)に異常が見つかる頃には腎臓のお…
病気の診断や治療の経過を見る際に炎症性マーカーはよく利用されますが、イヌのCRPに比べてネコのSAAはまだあまり利用されていない印象を受けます。糖尿病のような疾患でもSAAの上昇がみられるので、SAAについて理解を深める…