慢性腎臓病(CKD)の早期発見以外にも使えるSDMA活用法
SDMAは主に、ネコにおける慢性腎臓病(CKD)の早期発見に活用されるマーカーですが、使い道はこれだけではありません。そこで今回は、SDMA活用法についてご紹介します。 一般的なSDMAの活用法 腎機能の評価は、SDM…
SDMAは主に、ネコにおける慢性腎臓病(CKD)の早期発見に活用されるマーカーですが、使い道はこれだけではありません。そこで今回は、SDMA活用法についてご紹介します。 一般的なSDMAの活用法 腎機能の評価は、SDM…
ネコの遺伝性疾患の中で比較的知られているものの一つに、「多発性嚢胞腎」があります。以前は健康診断などで偶発的に発見される、あるいは明確な症状が見られて初めてこの疾患を疑うケースが多かったのですが、現在では血液をサンプルと…
近年の獣医療の発展やフードの改善に伴い、飼いネコの平均寿命は約15歳にまで延びてきました1)。それに伴って、死因の上位を占める疾患は、人間と同じような傾向を示すようになっています。その中でも死因のトップ3に入っている病気…
年々飼い主さまの意識の向上によりイヌおよびネコの健康診断を受ける方が増えています。一般的に健康診断といえば院内での血液検査が主ですが、腎臓病に関しては血液検査上(尿素窒素およびクレアチニン)に異常が見つかる頃には腎臓のお…
ネコは3頭に1頭、イヌは10頭に1頭が腎臓病に罹患すると言われています。 イヌは、フィラリア検査や狂犬病のワクチン接種などがあるため動物病院への来院頻度はネコに比べて高くなります。フィラリア検査時に抜いた血液で、健康診断…
ご好評いただいております、日本獣医生命科学大学 獣医内科学研究室第二 宮川優一先生の連載5回目です。腎臓病に関する様々なお話をお届けしています。 連載 1回目、2回目、3回目、4回目 レニン・アンジオテンシン系の抑制薬と…