【日本獣医生命科学大学 左向先生】糖尿病のスクリーニング検査の考え方=糖化タンパク質の測定が重要
スクリーニング検査とは スクリーニング検査とは、症状が現われていない段階で、病気や障害が起こっていないか、簡便な検査を行って調べることである。ヒトでは、糖尿病や生活習慣病を早期に発見する目的で定期的健康診断や特定健康診査…
スクリーニング検査とは スクリーニング検査とは、症状が現われていない段階で、病気や障害が起こっていないか、簡便な検査を行って調べることである。ヒトでは、糖尿病や生活習慣病を早期に発見する目的で定期的健康診断や特定健康診査…
糖尿病は病気の中でも特徴的な症状があり診断しやすい病気です。しかし、健康診断などで血液検査や尿検査を行った際に、高血糖や尿糖が認められるとすぐに糖尿病と診断してしまう獣医師もいます。糖尿病の病態は多様であり、また基礎疾患…
トイプードルは遺伝的に白内障になりやすいと報告の多い犬種です。しかし、白内障はその他にもさまざまな原因により発生しやすく、特に糖尿病を罹患すると白内障になることが多くなります。 今回は、何年もの間、高脂血症の治療を行って…
イヌやネコの糖尿病は、一度発症すると完治させることは難しく、その多くはインスリン治療を必要とします。インスリン治療中のイヌやネコは、血糖値をうまく正常値付近で維持させることが大切ですが、インスリンの効きが強すぎれば当然、…