歯周病を呈した糖尿病のネコの1例
ネコの糖尿病ではさまざまな病気が併発するケースが多いですが、意外に盲点になるのが歯周病です。 中高齢以上のネコのほとんどが歯周病を呈していることが多く、歯周病がある場合、糖尿病のコントロールがうまくいかないことがあります…
ネコの糖尿病ではさまざまな病気が併発するケースが多いですが、意外に盲点になるのが歯周病です。 中高齢以上のネコのほとんどが歯周病を呈していることが多く、歯周病がある場合、糖尿病のコントロールがうまくいかないことがあります…
ネコの多発性嚢胞腎とはペルシャ家系のネコで多発する嚢胞性の腎疾患です。近年ではアメリカンショートヘアや短毛種でも発生の報告がありますが、メカニズムは未だにわかっていません。 多発性嚢胞腎は最終的には慢性腎不全に移行します…
トイプードルは遺伝的に白内障になりやすいと報告の多い犬種です。しかし、白内障はその他にもさまざまな原因により発生しやすく、特に糖尿病を罹患すると白内障になることが多くなります。 今回は、何年もの間、高脂血症の治療を行って…
腎臓病の検査といえば、血液検査・尿検査がまず思い浮かぶ獣医師が多いでしょう。しかし、心臓病といえばどんな検査が思いつきますか?レントゲン検査やエコー検査などの画像検査、血液検査・心電図検査・血圧測定あたりでしょうか。尿検…
クッシング症候群は糖尿病と同様に多飲多尿がみられる疾患です。また、糖尿病、クッシング症候群はともに併発しやすい疾患でもあります。糖尿病は比較的に尿検査や血液検査で見つけやすい疾患ですが、クッシング症候群はきちんと検査を行…
ネコの死亡原因の1位と言われている腎臓病。 ネコの腎臓病にはいくつかの原因が考えられており、多くの場合に内科療法が用いられています。しかし、尿管閉塞による腎臓病は、積極的な治療によって予後が大きく改善する可能性のある病気…