肥満細胞腫を発症した重度肥満の糖尿病ネコへのステロイド外用治療
高齢になるといくつかの病気が併発し、どの治療を優先的に行うか悩むケースが多くなります。特に糖尿病患者では、他の病気の治療をすることで糖尿病のコントロールが上手くいかなくなるケースもあるのです。 今回は、手術がためらわれた…
高齢になるといくつかの病気が併発し、どの治療を優先的に行うか悩むケースが多くなります。特に糖尿病患者では、他の病気の治療をすることで糖尿病のコントロールが上手くいかなくなるケースもあるのです。 今回は、手術がためらわれた…
この度、日本獣医生命科学大学 獣医内科学研究室第二 宮川優一先生に動物の腎臓病に関する記事を執筆いただきました。 連載形式で、腎臓病に関する様々なお話をお届けします。 慢性腎臓病とは? 慢性腎臓病はネコでは非常に一般的な…
久しぶりの投稿になります。 前回は“血糖値”について基礎的なお話をしましたが、今後は“症例報告”を紹介させていただければと思います。症例報告では、臨床現場で活かせる内容になるようわかりやすくご紹介していければと思います。…
急性腎不全と診断した場合、その治療に苦労することも多いため、予後が悪いと感じている獣医師もいるのではないでしょうか。致死率の高い病気を治療する際には、適切な診断・治療を行うのはもちろんですが、考えられる予後を飼い主さまに…
2016年、プロジンクが日本で初めて動物用インスリン(ネコ用)として認可されました。プロジンク以外にも4種類のヒト用インスリンを、イヌやネコの糖尿病のコントロールに使用することができます。 そこで今回は、各インスリン製剤…
尿検査には、尿成分の化学的な性状を知るための尿試験紙検査と、尿中に含まれる固体成分を調べる尿沈渣検査があります。尿試験紙検査は、試験紙の色の変化を見て数値で表すことができるため、誰が検査しても同じ評価ができますが、尿沈渣…