本当に糖尿病?尿糖が出たときに考えること
糖尿病は多飲多尿などの特徴的な症状に加えて、血液検査や尿検査によって比較的容易に診断することができます。しかし、尿検査で尿糖が出たからといってすぐに糖尿病と診断するのは危険です。尿糖が出た際に考えなければいけないことがい…
糖尿病は多飲多尿などの特徴的な症状に加えて、血液検査や尿検査によって比較的容易に診断することができます。しかし、尿検査で尿糖が出たからといってすぐに糖尿病と診断するのは危険です。尿糖が出た際に考えなければいけないことがい…
尿検査の項目の中には、ビリルビンが入っていることが多いのではないでしょうか。通常、イヌもネコも尿中にビリルビンは含まれていません。イヌでは比重が高い際に検出されることがありますが、ネコでは高度の濃縮尿でもビリルビンは出現…
糖尿病の治療には、血糖値のコントロールだけではなく合併症の管理も重要です。イヌの糖尿病の合併症のうち、腎症は慢性腎不全の病態をとるため、血液検査の数値だけを指標にしていると発見が遅れてしまうことになります。より早期に診断…
イヌもネコも糖尿病と診断した場合、最初は入院管理を行うことが多くなりますが、ある程度の治療方針ができたらその後は自宅管理が中心となります。治療法としては、食事療法とインスリン投与があり、獣医師はフードの選択やインスリン注…
高齢ネコは慢性腎臓病に罹患していることが多く、なかでも尿に蛋白が含まれている場合は予後が悪くなることが多いため生存期間に影響がでてきます。そのため、蛋白尿の存在は尿検査で確認する必要がありますが、いくつか注意点があります…
ネコは3頭に1頭、イヌは10頭に1頭が腎臓病に罹患すると言われています。 イヌは、フィラリア検査や狂犬病のワクチン接種などがあるため動物病院への来院頻度はネコに比べて高くなります。フィラリア検査時に抜いた血液で、健康診断…