【鹿児島大学 桃井先生】高齢ネコの糖尿病管理の1例
黄色い“シロ”さん 気が強いネコのシロさんは、以前、家庭でご家族と仲良くできなかったそうです。 勝手に住み着いたので年齢不詳ですが、推定12−3歳くらいです。 病気になって何かを悟ったのかわかりませんが、性格が丸くなって…
黄色い“シロ”さん 気が強いネコのシロさんは、以前、家庭でご家族と仲良くできなかったそうです。 勝手に住み着いたので年齢不詳ですが、推定12−3歳くらいです。 病気になって何かを悟ったのかわかりませんが、性格が丸くなって…
糖尿病はインスリン分泌の低下(もしくは欠如)とインスリン抵抗性の発現によって生じ、肥満、感染症、ストレスなど様々な要因が関与しています。 糖尿病患者さんはしばしば尿路感染症や結膜炎、皮膚病、歯周病などの感染症にかかりやす…
イヌやヒトに比べて、ネコは糖尿病になりやすく、また治療が難しいといわれています。そのため「飼い主さまに治療方針をうまく説明できない」、「飼い主さまの教育が難しい」と悩んでいる獣医師の皆さまは少なくないのではないでしょうか…
ネコの糖尿病の治療の流れ 今回はネコで多い、膵炎を併発した場合の糖尿病治療のお話です。 糖尿病のネコの初期症状として、脱水、元気消失、食欲不振および嘔吐などの症状がある場合、糖尿病性ケトアシドーシスを疑います。その場合、…
イヌの糖尿病は砂漠化 地球も暑くなって毎年、北米やオーストラリアなどでは大規模な森林火災のニュースを耳にします。 コアラさんなんかは動きがゆっくりなので、逃げ遅れてしまうこともあるみたいですね。ユーカリ燃えやすそうですし…
イヌとネコの糖尿病の症状 糖尿病の典型的症状は多飲・多尿です。 これは血糖値がブドウ糖の腎閾値を超えると尿糖として出現し、浸透圧利尿を引き起こすことで生じます。 特に腎閾値の2倍を超えると(イヌで360mg/dL、ネコ…