ネコの糖尿病とSAAの関係
病気の診断や治療の経過を見る際に炎症性マーカーはよく利用されますが、イヌのCRPに比べてネコのSAAはまだあまり利用されていない印象を受けます。糖尿病のような疾患でもSAAの上昇がみられるので、SAAについて理解を深める…
病気の診断や治療の経過を見る際に炎症性マーカーはよく利用されますが、イヌのCRPに比べてネコのSAAはまだあまり利用されていない印象を受けます。糖尿病のような疾患でもSAAの上昇がみられるので、SAAについて理解を深める…
イヌの膵炎治療薬として新しい抗炎症薬に注目が集まっています。膵炎は診断も難しいうえに併発疾患の存在や治療でも考えることがたくさんあり、悩むことが多いです。基本的な治療に加えて、新しい抗炎症薬を使用するのも選択肢の1つにな…
3歳以上の成犬のおよそ8割以上は歯周病といわれていますが、ネコでも口腔内疾患は多いです。日常の診療でよく遭遇するのが口内炎。ネコの場合、歯磨きをきちんと実施できている飼い主さまが少ないため、歯の様子をあまり観察することが…
イヌの避妊手術に関しては飼い主さまによっていろいろな意見がありますが、獣医学的観点で考えると、避妊手術を行った方がさまざまな疾患を予防することができます。確率的には稀ですが、避妊手術をしていないことによる黄体期糖尿病など…
多発性骨髄腫は、これといって特異的な症状に乏しいため、疑ってさまざまな検査を行わなければなかなか診断にたどり着けません。ベンスジョーンズ蛋白尿は有名ですが、実際に測定したことがない獣医師も多いのではないでしょうか?蛋白尿…
糖尿病の治療では、内科的な治療はもちろんですが、食事内容も血糖値に影響を及ぼします。糖尿病に関するさまざまな処方食がでていますが、費用が一般食よりも高価なため納得を得られなければ飼い主さまに続けてもらえないことがあります…