インスリン製剤の種類と特徴~AAHAの糖尿病治療ガイドライン2018から
2016年、プロジンクが日本で初めて動物用インスリン(ネコ用)として認可されました。プロジンク以外にも4種類のヒト用インスリンを、イヌやネコの糖尿病のコントロールに使用することができます。 そこで今回は、各インスリン製剤…
2016年、プロジンクが日本で初めて動物用インスリン(ネコ用)として認可されました。プロジンク以外にも4種類のヒト用インスリンを、イヌやネコの糖尿病のコントロールに使用することができます。 そこで今回は、各インスリン製剤…
尿検査には、尿成分の化学的な性状を知るための尿試験紙検査と、尿中に含まれる固体成分を調べる尿沈渣検査があります。尿試験紙検査は、試験紙の色の変化を見て数値で表すことができるため、誰が検査しても同じ評価ができますが、尿沈渣…
糖尿病の治療の目的は、血糖値を正常に近づけ、様々な合併症を防ぐことです。 しかし、そこにばかりこだわり過ぎると、思わぬ落とし穴にはまってしまうことがあります。 今回は、低血糖発作が転院につながってしまった例についてご紹介…
高齢のネコが体調不良で来院した場合、腎臓病が頭をよぎる動物病院スタッフは多いと思います。それほど一般的になりつつあるネコの腎臓病は、ステージングや治療指針も打ち出され、治療オプションも増えてきました。 さらに2017年に…
糖尿病治療の3本柱は食事療法、運動療法、薬物治療です。ヒトの糖尿病は2型糖尿病が多く、肥満などのインスリン抵抗性を改善するために食事療法や運動療法が積極的に取り入れられています。 ヒトの「糖尿病治療ガイド」によると、運動…
ネコの慢性関節炎と糖尿病は全く違う病気ではありますが、高齢で肥満気味のネコが発症しやすく、歩き方の異常を起こすことがあるなど、共通点が多く鑑別に注意が必要な病気です。 症状は似ていても治療は全く異なり、糖尿病を関節炎と勘…