ネコにおける、腎臓病用療法食とインスリン投与量の関係性
糖尿病のネコには、炭水化物を制限した高蛋白・低炭水化物食が推奨されていますが、基礎疾患や併発疾患を有する場合は、疾患に対する食事療法を優先すべきとされています。 ただ、ネコに多い疾患、腎臓病の療法食では、低蛋白食で脂質と…
糖尿病のネコには、炭水化物を制限した高蛋白・低炭水化物食が推奨されていますが、基礎疾患や併発疾患を有する場合は、疾患に対する食事療法を優先すべきとされています。 ただ、ネコに多い疾患、腎臓病の療法食では、低蛋白食で脂質と…
FIV(猫免疫不全ウイルス感染症)とFeLV(猫白血病ウイルス感染症)は、感染力の強いウイルスです。特に多頭飼いの飼い主さんへの説明を怠ると、同居ネコまでもが感染の危険に晒されかねません。そこで、今回はFIV/FeLVの…
シュウ酸カルシウム尿石症における高ナトリウム食の有用性に関しては、賛否あるのが現状です。そこでこの記事では、シュウ酸カルシウム尿石症と、食餌中ナトリウムの関連性についてお伝えします。 ACVIMコンセンサスガイドラインに…
急性膵炎は、膵臓から分泌される消化酵素が膵臓内で活性化され、膵臓や周りの臓器を消化してしまう疾患です。この記事では、急性膵炎の基礎知識についてお伝えします。 原因 イヌにおける急性膵炎の原因には、肥満、高脂肪食、副腎皮質…
イヌによく用いられる炎症マーカーである「CRP(C反応性蛋白)」は、ネコの炎症時にはほとんど変動しないことがわかっており、使用することができません。また、白血球数は炎症以外の興奮や、ステロイド使用などの影響を受けてしまい…
赤血球造血刺激因子(Erythropoiesis stimulating agents: ESA)製剤は、現在の臨床現場において腎性貧血治療薬として使用されています。今回は、ネコの腎性貧血へのESA製剤の使用と、注意した…