【日本獣医生命科学大学 宮川先生】腎臓病に関する話題~連載3回目:蛋白尿と糸球体疾患~

前回、前々回に引き続き、日本獣医生命科学大学 獣医内科学研究室第二 宮川優一先生に動物の腎臓病に関する記事を執筆いただきました。
連載形式で、腎臓病に関する様々なお話をお届けしています。
今回は、蛋白尿と糸球体疾患のお話です。

連載1回目2回目

蛋白尿の重要性と糸球体疾患の治療

蛋白尿は、慢性腎臓病での重要な診断マーカーですが、蛋白尿が重要である理由は大きく2つあります。
1つは糸球体疾患の存在を示すということ、もう1つは蛋白尿が腎臓病の進行に直接関与するということです。

 UPCで糸球体疾患を評価する

腎臓の糸球体は、毛細血管として特殊な構造を持っています。糸球体毛細血管は血液を濾過しますが、その際により大きな蛋白質を漏出しないように3層の濾過障壁を持っています(図1)。


図1. 糸球体毛細血管の構造の模式図

続きが気になる方は会員ページへ

連載 1回目2回目4回目5回目

会員ページにて、院内迅速尿検査装置に関する文献や尿検査に関する講演内容の記事をアップしています!