イヌとネコとで状況が異なると思うので別々に考えてみましょう。
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イヌの糖尿病とは
イヌ糖尿病の場合、ほとんどがインスリン依存性状態(IDDM:インスリン治療が必要)の糖尿病であり、インスリンの選択が重要になる。IDDMの場合、食事からの血糖上昇をインスリンで抑える必要があり、食事回数とインスリン回数を同じにする、食事給与時にインスリン投与するのが原則である。
動物のサイズの問題
投与したインスリンの効果は、投与部位からの吸収に依存する。イヌの運動性および動物のサイズが大きく影響する。運動性の高いイヌ、小型犬ほどインスリン効果時間が短い。